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イギリス政府、干ばつ被害を受けた農家に追加支援、高温・少雨続く

イングランドとウェールズでは先月、観測史上最も乾燥した月となり、農作物の生育や家畜の飼料確保、水資源に大きな影響が出ている。
2026年8月14日/イギリス、エクセター、バーナム首相(ロイター通信)

イギリスのバーナム(Andy Burnham)首相は15日、深刻な干ばつに見舞われている農家を支援するため、6500万ポンドの追加資金を拠出すると発表した。イングランドとウェールズでは先月、観測史上最も乾燥した月となり、農作物の生育や家畜の飼料確保、水資源に大きな影響が出ている。政府は今回の支援を通じ、農家の負担を軽減するとともに、気候変動による将来的な干ばつへの備えを強化する。

支援策には、持続可能な農業を促進する制度への追加支援が盛り込まれるほか、農家が貯水池を建設する際の手続きを簡素化し、干ばつ時に農業用水を確保しやすくする措置も含まれる。政府は農家が水不足に対応しながら作物を育て、家畜を維持できるよう支援する方針だ。

イギリスでは今年、記録的な高温と少雨が続き、干ばつが深刻化している。政府は今週、異常な暑さや山火事、干ばつへの対応を協議する緊急会議を開いており、農業への支援も課題となっていた。バーナム氏は記者団に対し、国内の食料生産は国家安全保障にも関わる問題との認識を示し、気候変動によるリスクを農家だけに負わせるべきではないと強調した。

干ばつの影響は深刻だ。今年の穀物収穫は1984年以来で最悪となる可能性があり、農家にとって経営を左右する事態となっている。水不足が長期化すれば、農産物の供給や価格にも影響を与えるだろう。

政府は今回の緊急支援に加え、貯水能力や水資源へのアクセスを改善することで、異常気象に強い農業を構築したい考えだ。記録的な暑さや干ばつが相次ぐ中、短期的な農家支援と、気候変動を見据えた農業・水資源政策をどう両立させるかが今後の課題となる。

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