ドイツ北部の福祉施設で銃撃事件、6人死亡、容疑者拘束
事件が起きたのは、シュターデ市内にある福祉施設、妊婦や幼い子どもを育てる若い母親に一時的な住居を提供する施設として利用されていた。
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ドイツ北部ニーダーザクセン州シュターデで29日、若い母親らを支援する福祉施設で銃撃事件が発生し、成人6人が死亡した。地元警察は現場で5人の死亡を確認し、その後、病院に搬送されていた1人も死亡したと発表した。容疑者とみられる人物は拘束され、警察が事件の詳しい経緯や動機について捜査を進めている。
事件が起きたのは、シュターデ市内にある福祉施設、妊婦や幼い子どもを育てる若い母親に一時的な住居を提供する施設として利用されていた。警察によると、現場で女性4人と男性1人の計5人、病院へ搬送された成人1人が死亡した。ほかにも複数の負傷者がおり、一部は重傷を負ったとされる。被害者の身元や負傷者数は明らかになっていない。
警察は発砲したとみられる容疑者を逮捕したほか、事件への関与が疑われる2人についても事情を聴くなど必要な措置を講じていると説明した。ただし、3人の具体的な関係や犯行に至った経緯については公表しておらず、動機も現時点では不明としている。一方で、事件後には警察部隊や救急隊が現場周辺に展開し、周辺住民に対して現場へ近づかないよう呼びかけたものの、その後は市民への差し迫った危険はないとの見解を示した。
現場周辺に住む市民は複数回銃声を聞いた後に周辺一帯が封鎖され、多数の警察車両や救急車が到着したと証言している。映像でも住宅街に多数の緊急車両が集まり、鑑識作業の様子が確認された。
シュターデは人口約5万人の町で、港湾都市ハンブルクから約40キロ離れた場所に位置する。ドイツは米国などと比べて銃規制が厳しく、銃器を用いた大量殺傷事件はまれだが、過去にも学校や宗教施設などで銃撃事件が発生し、そのたびに銃規制や精神医療体制を巡る議論が高まってきた。
今回の事件も社会に大きな衝撃を与えており、警察は容疑者の身元や被害者との関係、犯行の背景について慎重に捜査を進めている。今後の捜査では、容疑者の動機や施設との関係、事件に関与した可能性がある人物の役割などが焦点となる見通しである。
