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ドイツ・ベルリンのLGBTパレード会場で車が群衆に突っ込む、複数人負傷

事件が起きたのはベルリン中心部のティーアガルテン公園付近、パレードのルートに近い場所だった。
2026年7月25日/ドイツ、首都ベルリン、LGBTプライドパレードの参加者たち(AP通信)

ドイツの首都ベルリンで25日、欧州最大級のLGBTQ+イベント「クリストファー・ストリート・デー(CSD)」のパレード中に車が群衆に突っ込み、複数人が負傷した。警察は安全確保のためパレードを中止し、現場周辺から速やかに退避するよう参加者に呼びかけた。事件の詳しい状況や負傷者数は明らかになっておらず、当局は車を運転していた人物や事件の経緯について捜査を進めている。

事件が起きたのはベルリン中心部のティーアガルテン公園付近、パレードのルートに近い場所だった。警察によると、車が公園内に進入し、複数人をはねたという。

多数の警察官や消防・救急隊が出動し、負傷者の救護活動や周辺の安全確保に当たった。ベルリン警察はSNSを通じて「イベント会場から直ちに離れてほしい」と呼びかけ、大規模な警備体制を敷くとともに、運転手の行方を追っている。

CSDは1969年に米ニューヨークで起きた「ストーンウォールの反乱」を記念し、LGBTQ+(性的少数者)の権利擁護や多様性の尊重を訴える世界各地のプライドイベントの一つである。報道によると、CSDには毎年数十万人が参加し、欧州でも有数の規模を誇る。今年も国内外から多くの人々が集まり、性的少数者への理解促進や平等を訴えるパレードや音楽イベントなどが予定されていた。しかし、事件の発生によって祝祭ムードは一変し、安全上の懸念からイベントは途中で打ち切られることとなった。

現時点で、事件が故意によるものか事故であったのかは確認されておらず、警察は動機を含め慎重に捜査を進めている。また、負傷者の容体や運転手の身元についても公表されていない。

欧州では近年、車両が群衆に突っ込む事件が各地で発生しており、大規模イベントにおける警備体制の強化が課題となっている。

ベルリン警察は市民に対して現場周辺への立ち入りを避けるよう呼びかけるとともに、新たな情報が判明し次第公表するとしている。

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