◎容疑者2人は南部カバルダ・バルカル共和国の首都ナルチク郊外で特殊部隊に向けて発砲した。
ロシア、シベリアの刑務所(Getty Images/AFP通信)

ロシア連邦保安局(FSB)の特殊部隊がテロ攻撃を画策したとされる容疑者2人を殺害した。国営メディアが11日に報じた。

それによると、容疑者2人は南部カバルダ・バルカル共和国の首都ナルチク郊外で特殊部隊に向けて発砲したという。

国営テレビは情報・治安機関の横断組織「国家反テロ委員会」の声明を引用し、「この2人はテロ攻撃を画策した」と伝えている。

同委員会は2人がどのようなテロを画策したか明らかにしていない。

首都モスクワのコンサートホールで3月22日に発生した銃乱射事件では145人が死亡。FSBはそれ以来、全国でこのテロに関与した個人や組織を追跡している。

カバルダ・バルカル共和国は数十年にわたってイスラム教の過激主義が醸成されてきたカフカス地方にある。

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