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ドイツ東部で電力網狙った爆発物21個を処理、相次ぐ破壊工作に警戒強まる

新たに見つかったのは9個の手製爆発物で、ザクセン州ゲルリッツの変電所南側にある高圧送電線付近で、週末に捜査員が発見した。
2026年9月7日/ドイツ、東部ザクセン州、不審物を探す警察官たち(ロイター通信)

ドイツ東部ザクセン州で電力網への攻撃をめぐる捜査の過程で、計21個の爆発物が発見され、すべて処理された。警察・検察当局が7日、明らかにした。重要インフラを狙ったとみられる破壊工作が相次ぐ中、ドイツ国内では電力施設の安全性に対する懸念が強まっている。

新たに見つかったのは9個の手製爆発物で、ザクセン州ゲルリッツの変電所南側にある高圧送電線付近で、週末に捜査員が発見した。これにより、今回の捜査で確認された爆発物は21個となった。当局によると、いずれも爆発する前に処理されたという。

ドイツでは前週、電力網を標的とした破壊工作が発生していた。警察はこれらの事件への関与を主張する手紙を送った男の行方を追っており、この男の自宅からは爆発物とみられる証拠が見つかっている。男は逃走中で、警察が行方を追っている。

今回の事件は、ドイツの重要インフラが攻撃にさらされるリスクを改めて浮き彫りにした。8月にはライプチヒ・ハレ空港を標的とする爆発物搭載ドローンによる攻撃未遂も発生し、中央政府はロシアの関与を指摘した。ただし、今回発見された爆発物との関連や、背後に外国勢力が存在するかについては明らかになっていない。

首都ベルリンでも変電所を含む建設現場で火災が発生し、警察が放火の可能性を含めて捜査している。地元メディアはその後の初期調査で、技術的な故障が原因だったと報じている。西部ノルトライン・ウェストファーレン州でも変電所のフェンスが切断されているのが見つかり、警察が施設の安全状況を調べている。

ドイツ当局は送電網や変電所などの重要インフラを狙った攻撃が社会生活や経済活動に大きな影響を及ぼす可能性を警戒している。今回の21個の爆発物は被害が発生する前に処理されたものの、相次ぐ事件は電力などの基幹インフラをいかに防護するかという新たな安全保障上の課題をドイツに突き付けている。

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