フーシ派、サウジの石油施設や空港を攻撃と主張、アデンでもミサイル着弾、戦闘拡大
フーシ派の報道官によると、攻撃対象には首都リヤドのキング・ハーリド国際空港、紅海沿岸ヤンブーのサウジアラムコ関連施設、製油所のほか、原油ポンプ施設や東西パイプラインが含まれる。
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イエメンの親イラン武装組織フーシ派は24日、サウジアラビアの石油関連施設や空港などを攻撃したと発表した。サウジ主導の連合軍は同日、フーシ派が発射した弾道ミサイル2発を迎撃したと明らかにした。
一方、サウジの支援を受けるイエメン政府は、南部の港湾都市アデンにある沿岸警備隊施設にミサイル3発が撃ち込まれたと発表した。
フーシ派の報道官によると、攻撃対象には首都リヤドのキング・ハーリド国際空港、紅海沿岸ヤンブーのサウジアラムコ関連施設、製油所のほか、原油ポンプ施設や東西パイプラインが含まれる。さらに別の2空港と空軍基地も標的にしたと主張した。
サウジ当局は攻撃の成否について明確な説明をしていないが、迎撃したミサイルの破片がメッカやメディナなどに落下したと発表した。民間施設への被害や死傷者の有無について明らかになっていない。
サウジ当局は同日、メッカやジッダ、ヤンブーなどで住民に危険を知らせる警報を発令。約10分後に解除した。イスラム教の聖地を抱える地域も警戒対象となり、住民の安全確保が課題となっている。
イエメン政府によると、アデンではミサイル2発が沿岸警備隊本部に着弾、もう1発が関連施設を直撃した。負傷者の情報はない。フーシ派はサウジ支援勢力の部隊が集結する軍事拠点や基地を攻撃したと説明した。
今回の戦闘激化により、2022年に国連仲介で成立し、越境攻撃を抑えてきたイエメン内戦の停戦は事実上崩壊した。イラン戦争が地域全体に波及する中、サウジとフーシ派の衝突が新たな戦線となり、石油供給や民間航空への影響も懸念される。
