◎モスクワのモールで火災が発生したのはこの1週間で2度目。
2022年12月12日/ロシア、首都モスクワ郊外のショッピングモール(Russian Emergency Ministry Press Service)

ロシアの国営メディアは12日、モスクワ東部郊外のショッピングモールで火災が発生したと報じた。

モスクワのモールで火災が発生したのはこの1週間で2度目。北西部で9日に発生した火災では男性警備員1人が死亡、延べ床面積1万7000mの建物が全焼した。

報道によると、12日の火災は建築資材や装飾品を扱うモールの倉庫で発生したという。その後、モール本体に延焼したものの、全焼は免れたようだ。

国営テレビは関係者の話を引用し、「警備員が煙を吸って医療機関に搬送されたものの、命に別状はない」と報じている。

火災は通報から数時間後にほぼ鎮火したと伝えられている。

消防は声明で、「電気系統が火元とみられる」と発表。鎮火を確認したのち、詳細調査を行うとした。

9日に発生した火災の火元はモール内で行われた溶接作業の火花と伝えられている。

2022年12月9日/ロシア、モスクワ郊外のショッピングモール(Kirill Zarubin/AP通信)
スポンサーリンク