◎男は事件発生から約18時間後に抵抗することなく逮捕された。
2022年9月2日/ドイツのフランクフルト国際空港、ルフトハンザ社の旅客機(Michael Probst/AP通信)

ドイツ北部ハンブルクの空港で発生した立てこもり事件について、警察当局は5日、トルコ国籍の35歳の男を逮捕し、その娘(4歳)を無事保護したと発表した。

事件は4日遅くに発生。セキュリティーゲートを突破した車が空港敷地内に侵入したため、同空港は旅客・貨物便の離着陸をすべて停止し、利用者を全員退避させた。

ハンブルク警察によると、男は事件発生から約18時間後に抵抗することなく逮捕されたという。

ドイツ通信社(dpa)は関係者の話しとして、「容疑者の妻が娘が連れ去られたと警察に通報していた」と伝えていた。

警察によると、娘にケガはなかった。

警察は容疑者の身元と認否を明らかにしていない。

dpaによると、容疑者はゲートを突破する際、空に向けて銃を少なくとも2発発砲したという。

容疑者の車はターミナルビル近くを通過。その後、旅客機の近くに車を止めた。

dpaによると、容疑者は妻と親権を争っていたという。

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