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ヘンリー&メーガン、英国帰還でメディア旋風、ブランド力と危うさ

夫妻は2020年、激しいメディア報道を理由の一つとして王室の主要公務から退き、米カリフォルニア州に移った。
2026年4月17日/オーストラリア、シドニーのボンダイビーチ、ヘンリー王子とメーガン夫人(ロイター通信)

イギリスのヘンリー王子(サセックス公爵)とメーガン妃が王室の公務から退き米国へ移住してから約6年を経て英国に戻る中、夫妻を巡る報道が再び過熱している。とりわけメーガン妃がNetflix作品への出演を検討しているとの報道をきっかけに、英国メディアや世論の関心が急速に高まった。

夫妻にとって今回の帰国は、過去の対立や批判を乗り越え、イメージを立て直す機会となる一方、強烈なメディア注目に再びさらされるリスクも抱えている。

夫妻は2020年、激しいメディア報道を理由の一つとして王室の主要公務から退き、米カリフォルニア州に移った。その後、米国でNetflixとの契約などを通じて映像制作やインタビュー、出版活動を展開し、オプラ・ウィンフリー(Oprah Gail Winfrey)氏とのインタビューやドキュメンタリー、ヘンリー王子の回顧録などで王室や英国メディアへの批判を続けた。これらは世界的な注目を集める一方、夫妻に対する英国世論の評価を二極化させる要因にもなった。

今回のメディア騒動は、夫妻が依然として巨大な発信力を持つことを示している。専門家は、夫妻には人々の関心を集め、プロジェクトに大きな視聴者を呼び込む力があると指摘する。しかし、その知名度は諸刃の剣でもある。報道量が増えるほど、夫妻の行動や発言に対する批判も拡大し、商業プロジェクトそのものよりも「ヘンリーとメーガン」という人物像がニュースの中心になりやすい。

商業面でも夫妻の歩みは順風満帆とはいえない。Spotifyとの契約終了、メーガン妃が手掛けるライフスタイルブランド「As Ever」も期待されたほどの勢いを得られていない。ブランド専門家からは、英国の田園地域での生活を新たな物語として打ち出すことが、米国の消費者を含む支持を取り戻す可能性があるとの見方も出ている。

夫妻は今後も公務に復帰する予定はなく、子どもたちは英国の学校に通う予定だ。王室との関係ではチャールズ国王(King Charles III)との接触が続く一方、ウィリアム皇太子(Prince William)との関係にはなお緊張が残るとされる。メディアとの長年の対立も解消しておらず、英国への帰還が夫妻のブランド再生につながるのか、それとも再び論争を拡大させるのかが注目されている。

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