◎救助隊はこれまでに17人の遺体を収容し、連絡が取れなくなっている18人の捜索活動を続けている。
2023年8月4日/ジョージア、首都トビリシの北西約140kmに位置する地区、避難する人々(Ministry of Internal Affairs of Georgia press service/AP通信)

東欧・ジョージアの山岳リゾートで発生した地滑りの死者数が17人に増加した。地元当局が5日、明らかにした。

地滑りは首都トビリシの北西約140kmに位置する地区で3日に発生。この地区は観光客に人気があり、コテージや小さなホテルがいくつも建っている。

中央政府の危機管理室によると、救助隊はこれまでに17人の遺体を収容し、連絡が取れなくなっている18人の捜索活動を続けているという。

亡くなった17人のうち身元を確認できたのは7人のみ。死因は明らかになっておらず、警察が関係機関と連携して調査に当たっている。

気象台によると、この地域では数日前から雨が降り続いていたという。国営テレビは専門家の話しとして、「最近の大雨で地盤が緩み、大規模な地滑りに発展した可能性がある」と伝えている。

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