◎地滑りは首都トビリシの北西約140kmに位置する地区で3日に発生した。
ジョージア、コーカサス山脈(Getty Images)

東欧・ジョージアの山岳リゾートで大雨による地滑りが発生し、少なくとも7人が死亡、30人以上が行方不明となっている。中央政府が4日、明らかにした。

それによると、地滑りは首都トビリシの北西約140kmに位置する地区で3日に発生。この地区は観光客に人気があり、コテージや小さなホテルがいくつも建っている。

ガリバシビリ(Irakli Garibashvili)首相は4日、現地を視察し、記者団に対し、「犠牲者は7人に達し、救助隊による捜索活動が続いている」と語った。

地元メディアは当局者の話として、「少なくとも35人と連絡がとれず、地滑りに巻き込まれた可能性がある」と伝えている。

報道によると、この地域では数日前から雨が降り続いていたという。中央政府は自治体と連携して捜索活動を支援するとしている。

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