◎バスには遠足中の小学生40人が乗車していた。
フランス、アルプスの観光リゾート(Getty Images)

フランスの警察当局は4日、アルプスの山間部を走行していたバスが路肩から転落し、子供を含む21人が負傷したと発表した。

報道によると、このバスには遠足中の小学生40人が乗車していたという。

事故はフランス・アルプスの郊外の集落近くで発生。AP通信は自治体関係者の話を引用し、「子供18人と大人1人が医療機関に搬送された」と報じている。

自治体によると、21人の命に別条はないという。

警察が事故の原因を調べている。

自治体関係者はAPの取材に対し、「運転手は健康に問題を抱えていた可能性がある」と語った。

国営フランス・テレビジョンによると、事故発生時の天候は快晴。バスが転落した現場の路面は凍結していなかったという。子供たちは全員、シートベルトを着用していた。

ソーシャルメディアで共有された写真には、フロントガラスが粉々になり、斜面の枯れ枝や草に絡まるマイクロバスが写っていた。

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