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イタリア・エトナ山噴火続く、カターニア空港8月15日まで閉鎖

エトナ山は欧州で最も活発な火山のひとつで、これまでも噴火によってカターニア空港の運航がたびたび制限されてきた。
2026年8月13日/イタリア、南部シチリア島のエトナ山(ロイター通信)

イタリア・シチリア島の活火山「エトナ山(3357m)」で噴火活動が続き、東部の主要空港であるカターニア空港は8月15日午後3時まで全便の運航を停止する。空港運営会社SACが14日に発表した。火山灰が航空機のエンジンや機器に損傷を与える恐れがあるためで、夏の観光シーズンの最盛期に大規模な航空混乱が続いている。

カターニア空港はイタリアで5番目に旅客数が多い空港で、シチリア島東部の主要玄関口である。今回の噴火による混乱は少なくとも過去20年間で最も深刻な規模となった。8月6日から12日までに予定されていた1974便のうち、3分の1を超える便が欠航し、約630便がパレルモなど島内の別の空港に振り替えられた。数千人の旅行者が足止めされ、一部の乗客は空港ターミナル内で数日間を過ごす事態となった。

エトナ山は欧州で最も活発な火山のひとつで、これまでも噴火によってカターニア空港の運航がたびたび制限されてきた。今回の活動は8月6日に始まり、火山学者によると、過去の噴火よりエネルギーが強く、深部から上昇するガスを多く含んだマグマが火山灰の増加につながっているという。

火山灰は航空機のエンジンに入り込むと推力を失わせる可能性がある。このため当局は火山活動や風向きを監視しながら、空港周辺の航空規制を段階的に延長している。乗客には空港へ向かう前に最新の運航状況を確認するよう呼びかけている。

一方、今回の長期閉鎖を受け、シチリア島ではエトナ山に近接した場所に主要空港を置くことの是非を巡る議論も再燃している。メローニ(Giorgia Meloni)首相は今回の事態を踏まえ、大規模インフラの長期的な配置計画について真剣に検討する必要があるとの認識を示した。

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