◎首都ソフィアから150キロほど離れた南西部の空軍基地近くに正午過ぎに墜落した。
ブルガリア空軍のL-39アルバトロス練習機・軽攻撃機(Getty Images)

ブルガリア空軍の練習機がNATO加盟記念の航空ショーの訓練中に墜落、搭乗していたパイロット2人が死亡した。国防省が13日、明らかにした。

それによると、墜落したのは旧チェコスロバキアで開発されたL-39アルバトロス練習機。首都ソフィアから150キロほど離れた南西部の空軍基地近くに正午過ぎに墜落したという。

地上で墜落に巻き込まれた人はいなかったと伝えられている。

地元メディアは政府関係者の話しとして、運輸安全委員会の担当官が現地入りし、墜落の原因を調べていると報じた。

ブルガリアは14日にNATO加盟20周年を迎える。空挺部隊はミグ29で航空ショーを行う予定であった。

国防省はこの事故を受け、ショーを中止。事故に関する記者会見は13日中に行われる予定である。

国営放送BNTが報じた映像には空軍基地近くから大きな黒煙が立ち昇り、消防車が墜落現場に向かう様子が映っていた。

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