◎職員がケガをしたという情報はなく、囲いの中に閉じ込められた時間も不明である。
2024年8月16日/北アイルランド、ベルファスト動物園の雄ライオン(AP通信)

イギリス・北アイルランドのベルファスト動物園で今月初めに職員がライオンの囲いの中に閉じ込められたとされる事件について、ベルファスト市議会が16日、調査を進めていると明らかにした。

BBCは情報筋の話しとして、「2人の職員(1人は訓練中、もう1人は経験豊富な職員)が先週、ライオンの囲いの中に入り、世話をしている時に事件が発生した」と伝えている。

それによると、経験豊富な職員はその後、扉に鍵をかけて囲いを離れ、もう1人が逃げ場のない囲いの中に取り残されたという。

職員がケガをしたという情報はなく、囲いの中に閉じ込められた時間も不明である。

ベルファスト市議会の広報担当は地元テレビ局の取材に対し、「ベルファスト動物園で起きた事件を認識しており、調査を進めている」と語った。

ベルファスト動物園はこの事件に関する声明を出しておらず、地元メディアの取材にも応じていない。

同園のウェブサイトによると、同園には1頭の雄ライオンと2頭の雌ライオンがいる。

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