◎6人は人身売買、殺人未遂、銃器の不法所持で起訴される見通し。
アルバニアの国境警備隊(Getty Images)

アルバニアの警察当局は26日、移民の人身売買に関与したとされる6人を逮捕したと発表した。

それによると、6人は移民の不法入国を支援し、国境警備隊に発砲した疑いがあるという。

国境警備隊は声明で、「この6人は25日遅くに首都ティラナの北方約165kmに位置するコソボ国境近くで金銭と引き換えに移民を不法入国させようとした」と述べている。

それによると、6人はパトカーの停止命令に応じず、発砲したという。負傷者は出なかった。

アルバニア国家警察は26日、「コソボ警察との連携により、人身売買に関与したシリア人5人とアルジェリア人1人を逮捕した」と報告。もう1人のアルジェリア人が逃亡中で、警察が行方を追っている。

地元メディアは関係者の話しとして、「6人は人身売買、殺人未遂、銃器の不法所持で起訴される見通し」と伝えている。

トルコからギリシャに入った移民の一部はアルバニアを経由して西欧に向かう。このルートの取り締まりは厳しく、利用する者は少ないようだ。

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