◎事故はサカリヤ県中心部の高速道路で発生。濃霧で視界が悪い中、旅客バス3台を含む車両7台が次々に追突した。
トルコ北西部サカリヤ県の高速道路で7台の車両が絡む多重事故が発生し、少なくとも10人が死亡、57人が負傷した。警察当局が28日、発表した。
それによると、事故はサカリヤ県中心部の高速道路で発生。濃霧で視界が悪い中、旅客バス3台を含む車両7台が次々に追突した。
現場で対応に当たった警察の担当官は記者団に対し、「乗用車がトラックと接触し、後方の車両が急ブレーキをかけ、多重事故を誘発したとみられる」と語った。
3台の都市間バスが事故に巻き込まれた。
報道によると、車から降りた数人が後続車両にはねられたとみられる。
警察は病院に搬送された57人のうち7人が重傷であると明らかにした。
地元テレビ局は目撃者の話しとして、「最初に事故を起こした乗用車とトラックの運転手も降車後、事故に巻き込まれた」と伝えている。
