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ベネズエラ大地震、死者1700人超、発生から5日、余震続く

政府は800棟以上の建物が全壊したとしているが、国連や米航空宇宙局(NASA)は、実際には数百万人が何らかの影響を受け、被害を受けた建物も数万棟に及ぶ可能性があると分析している。
2026年6月28日/ベネズエラ、ラグアイラ州、地震により倒壊した建物(AP通信)

ベネズエラ北部で発生した大地震から5日が経過した29日、被災地で救助活動が続く中、余震が発生し、捜索に当たる救助隊員や住民の間に再び緊張が走った。震源地に近いラグアイラ州では倒壊した建物が数多く残されており、24時間体制で救助活動が続けられている。

今回の余震はマグニチュード4.6を観測した。救助活動を一時中断する現場もあったが、安全確認後に作業を再開した。被災者の中には避難所ではなく屋外で生活を続ける人も多く、余震への恐怖から建物内へ戻ることをためらう住民も少なくない。

政府によると、これまでに1700人以上の死亡が確認され、数千人が負傷、多数の行方不明者が出ている。政府は800棟以上の建物が全壊したとしているが、国連や米航空宇宙局(NASA)は、実際には数百万人が何らかの影響を受け、被害を受けた建物も数万棟に及ぶ可能性があると分析している。通信網の寸断や情報収集の遅れから、行方不明者数についても把握が難しい状況が続いている。

救助活動には警察や軍だけでなく、多くの市民ボランティアも参加している。鉱山労働者の男性はAP通信の取材に対し、十分な装備を持たないまま瓦礫の中で捜索を続けていると語った。被災地では重機不足が深刻で、人力による作業を余儀なくされる現場も多い。

一方で、救助活動を巡っては暫定政権の対応の遅れに対する不満も高まっている。被災者からは支援物資の到着が遅いことや、避難所の環境改善が進まないことへの批判が相次いでいる。米国は3億ドルを超える支援や救助要員、物資を提供しているほか、各国からも国際支援が続いているが、被災規模に対して支援は十分とは言えない状況だ。

時間の経過とともに生存者救出の可能性は低下しているものの、前日には倒壊した建物から父子が救出されるなど、奇跡的な救助も続いている。救助隊は「最後の一人まで捜索を続ける」として活動を継続しており、被災地では余震への警戒と希望が入り交じる中で、厳しい救援活動が続いている。

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