着陸態勢の旅客機がドローンと接触、乗客乗員にケガなし 米ニューヨーク州
事故が発生したのは29日午前、ジェットブルー便がJFK空港に進入していた際、操縦士が機体にドローンが衝突したと管制官へ報告した。
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米ニューヨーク州のジョン・F・ケネディ(JFK)国際空港に着陸しようとしていたジェットブルーの旅客機が、ドローンとみられる物体に接触した可能性があることが分かった。連邦航空局(FAA)が事故の経緯について調査を進めている。
事故が発生したのは29日午前、ジェットブルー便がJFK空港に進入していた際、操縦士が機体にドローンが衝突したと管制官へ報告した。旅客機はそのまま着陸を続け、何事もなく停止。乗客乗員にケガはなかった。
着陸後の点検では、機体前方のノーズ部分に損傷が確認された。ジェットブルーは同機を運航から外し、詳細点検を実施した。衝突した物体がドローンだったかどうかは確定しておらず、FAAが機体の損傷状況や飛行記録などをもとに詳しい調査を行っている。
空港周辺でのドローン飛行は航空機との接触事故を防ぐため厳しく規制されている。特に離着陸時の航空機は高度が低く、ドローンとの接近や衝突は重大事故につながる恐れがある。このため、FAAは操縦者に対し、飛行禁止区域や高度制限などのルールを順守するよう繰り返し呼びかけている。
近年、米国では空港周辺でドローンが目撃される事例が相次ぎ、航空機の運航に影響を及ぼすケースも発生している。実際に航空機のパイロットからドローンの接近や目撃に関する報告が寄せられることは珍しくないが、飛行中の旅客機がドローンに接触したケースはまれである。
FAAは今回の事案について、ドローン操縦者の特定を含め調査を進める方針である。連邦航空規則に違反する飛行が確認された場合には、民事上の制裁金や刑事責任が問われる可能性もある。航空当局は急速に普及するドローンを安全に活用するためには、操縦者一人ひとりが航空機との安全な距離を保ち、関連法令を順守することが不可欠だとして注意を呼びかけている。
