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トルコ、サウジへの軍事支援に意欲、共同防衛協定を背景にフーシ派攻撃へ対応

トルコ、サウジ、パキスタンの3カ国が先月締結した「メッカ共同防衛協定」に基づく対応であり、中東情勢の緊張が高まる中、トルコがサウジの安全保障を支える姿勢を明確にした形だ。
2026年8月7日/左からトルコのエルドアン大統領、サウジアラビアのサルマン皇太子、パキスタンのシャリフ首相(ロイター通信)

トルコのフィダン(Hakan Fidan)外相は19日、イエメンの親イラン武装組織フーシ派による攻撃が続くサウジアラビアについて、軍事面で必要な支援があれば対応する用意があると表明した。トルコ、サウジ、パキスタンの3カ国が先月締結した「メッカ共同防衛協定」に基づく対応であり、中東情勢の緊張が高まる中、トルコがサウジの安全保障を支える姿勢を明確にした形だ。

フィダン氏は地元テレビ局のインタビューで、サウジの領土保全と主権に対する攻撃が深刻化していると指摘した。そのうえで、サウジ側には「特に技術的な問題」を含む軍事的な需要が生じる可能性があり、トルコとして対応に問題はないとの考えを示した。ただし、具体的にどのような装備や支援を提供するのかについては明らかにしていない。

3カ国が8月に締結した共同防衛協定は、加盟国のいずれかが武力攻撃を受けた場合、それを3カ国すべてへの攻撃とみなす内容となっている。トルコはこの枠組みについて、既存の同盟関係に取って代わるものではなく、将来的に参加国を拡大する可能性もあるとしている。

背景には、フーシ派によるサウジへの攻撃の拡大がある。フーシ派は7月にサウジに対する海上封鎖を宣言して以降、首都リヤドを含む都市やエネルギー関連施設、紅海の船舶などを標的とする攻撃を続けてきた。19日にもリヤド周辺でミサイルや無人機による攻撃を行ったと主張し、サウジ側はミサイルを迎撃したと発表した。

核保有国のパキスタンは現時点で、フーシ派への対応をめぐり軍事行動について協議していないとしている。ただし、協定上の必要が生じれば行動するとの立場を示している。

トルコは一方で、サウジが米国とイランの対立に巻き込まれることは望ましくないとの考えも表明しており、軍事支援と並行して停戦に向けた外交的な取り組みも進めている。

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