◎爆弾はアレッポ州近郊の町の通りで爆発。子供2人と女性1人が死亡、5人が重傷を負った。
シリア、東部デリゾール、ロケット攻撃を受けたバス(Getty Images)

シリア北部アレッポの反政府勢力が支配する町で自動車爆弾が爆発し、少なくとも3人が死亡した。救助ボランティア団体「ホワイト・ヘルメット(シリア民間防衛隊)」が31日、明らかにした。

それによると、爆弾はアレッポ州近郊の町の通りで爆発。子供2人と女性1人が死亡、5人が重傷を負ったという。

この爆発により、通りの商店や民家が被害を受けた。ソーシャルメディアに投稿された動画にはホワイト・ヘルメットの隊員とみられる数人が群衆をかき分け、負傷者を探すところが映っていた。

ホワイト・ヘルメットは負傷者を手当てしたり、消火活動を行ったりした。

国営シリア・アラブ通信(SANA)はこの爆発を報じていない。犯行声明を出した組織も確認されていないようだ。

一方、イギリスのNGOシリア人権監視団はこの爆発で8人が死亡、23人が負傷したと報告している。

トルコ軍は2016年以来、クルド人が支配するシリア北部3地域への攻撃を継続。一部地域を実効支配している。

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