サウジ首都空港で再び攻撃、前日の死者13人に、フーシ派が警告「報復続く」
フーシ派は航空会社や空港職員、旅行者に対し、サウジ国内の空港と空域を利用しないよう改めて警告。サウジがイエメンでの軍事作戦を停止しなければ、さらに強力な報復を行うと表明した。
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サウジアラビア・リヤドのキング・ハーリド国際空港で11日、2日連続となる攻撃があった。サウジ連合軍によると、正体不明の飛翔体が空港の第4ターミナルに着弾して火災が発生した。航空当局は負傷者の人数を明らかにせず、施設の被害状況と安全性の確認を進めているという。前日の攻撃では少なくとも13人が死亡、300人以上が負傷していた。
イエメンの親イラン武装組織フーシ派は10日の攻撃について犯行声明を出した。サウジ当局によると、犠牲者にはサウジ人4人とバングラデシュ人2人のほか、米国、ヨルダン、パレスチナ、シリア、スーダン、エジプト市民が含まれる。インド大使館は11日、10日の攻撃で負傷したインド人1人が亡くなったと明らかにした。これにより、死者数は12人から13人に増えた。
フーシ派の報道官はテレビ演説で、リヤド空港への攻撃に加え、東部ダンマームにある空港と、国営石油会社サウジアラムコの2施設も攻撃したと主張した。サウジはリヤド空港周辺で巡航ミサイルを迎撃したと発表し、東部地域でも無人機を撃墜したと報告している。ダンマーム空港への攻撃についても航空当局が確認し、施設の損傷評価と安全点検を進めている。
フーシ派は航空会社や空港職員、旅行者に対し、サウジ国内の空港と空域を利用しないよう改めて警告。サウジがイエメンでの軍事作戦を停止しなければ、さらに強力な報復を行うと表明した。
フーシ派によると、サウジ連合軍は過去24時間にイエメン各地で124回空爆を実施し、首都サヌアなどを攻撃したという。
サウジはこの数週間、紅海沿岸の要衝を奪取したフーシ派に対し、空爆を強化するとともに、イエメン政府軍の反攻を支援している。今回の空港攻撃は、サウジの防空能力と民間インフラの安全性をめぐる懸念を強めた。
リヤド空港は10日の攻撃以降、閉鎖が続いている。一方、空港から約10キロ離れた会場では国際エネルギー会議が予定通り開催された。サウジ当局はリヤドの学校についても、11日から16日まで対面授業を停止し、オンライン授業に切り替える措置を取った。
