◎8人は2022年に逮捕され、昨年死刑を言い渡された。
カタール、ドーハで開催された兵器展示会、イランのパビリオン(Getty Images/AFP通信)

カタール政府がスパイ容疑で死刑判決を受けたインド海軍の退役将校8人を釈放した。インド外務省が12日、明らかにした。

8人は潜水艦の取得についてカタール政府に助言するコンサルティング会社で働いていたとされる。

カタールの衛星テレビ局アルジャジーラによると、8人は2022年に逮捕され、昨年死刑を言い渡された。

インド外務省によると、8人のうち7人が帰国し、残り1人の帰国準備が進められているという。

同省は声明で、「カタール政府の決定に感謝する」と述べたが、それ以上の詳細は明らかにしなかった。

インドのモディ(Narendra Modi)首相は昨年12月、COP28に出席するためカタールを訪れ、首長らと会談していたが、この件について協議したかどうかは不明である。

カタールでは数百万人のインド人が建設現場などで働いており、都市開発に大きく貢献している。

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