◎イスラエルとレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラは昨年10月にガザ紛争が始まって以来、国境付近で戦闘を続けている。
レバノン、南部シドンのパレスチナ難民キャンプ(Mohammad Zaatari/AP通信)

イスラエル軍がレバノン北東部バールベックを空爆し、少なくとも3人が負傷した。地元当局が24日、明らかにした。

それによると、24日未明にミサイルが撃ち込まれ、民間人とみられる少なくとも3人が負傷したという。

それ以上の詳細は明らかになっていない。

この空爆の数時間前、イスラム教シーア派組織ヒズボラはイスラエル北部の町に設置されているイスラエル国防軍の防空システム「アイアンドーム」を破壊するために爆発物を搭載したドローン2機を送ったと発表していた。

イスラエル軍はその後、レバノン領内からイスラエルに向けて50発ほどのロケット弾が発射され、その大半を撃墜し、残りは建造物のない空き地に落下したと明らかにした。

イスラエルとヒズボラは昨年10月にガザ紛争が始まって以来、国境付近で戦闘を続けている。

イスラエル軍は今月12日にもバールベックを空爆。ヒズボラの戦闘員とみられる2人が死亡、20人が負傷している。

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