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イスラエル軍、ガザ市でハマス幹部を拘束、停戦下でも軍事作戦続く

イスラエル軍によると、この男は2023年10月7日のハマスによるイスラエル襲撃に関与し、その後、人質の隠匿や移送にも関わったとされる。
2026年9月1日/パレスチナ自治区、ガザ地区、イスラエル軍の空爆を受けた車両の残骸(ロイター通信)

イスラエル軍の特殊部隊と国内治安機関シンベトは9月1日、パレスチナ・ガザ地区のガザ市で急襲作戦を実施し、イスラム組織ハマスの治安部門トップを拘束した。イスラエル軍によると、この男は2023年10月7日のハマスによるイスラエル襲撃に関与し、その後、人質の隠匿や移送にも関わったとされる。作戦により男の妻が死亡、子ども数人も負傷したという。

作戦では特殊部隊の撤退を支援するため、イスラエル軍による空爆も行われた。ガザ当局によると、関連する攻撃で少なくとも4人のパレスチナ人が死亡し、その中には子ども2人が含まれる。別の地域でもイスラエル軍による空爆があり、この日のガザ地区全体の死者は6人に達した。

ガザでは2025年10月に米国の仲介による停戦が成立したものの、イスラエル軍は現在もハマスの活動を抑えるとして限定的な軍事作戦を継続している。イスラエル側はハマスが軍事能力の再建を進めていると主張する一方、ハマスはイスラエルによる攻撃を停戦違反と批判し、イスラエルが米国の和平計画を妨害していると非難してきた。停戦開始後もガザでは1300人を超えるパレスチナ人が死亡、イスラエル側でも武装勢力の攻撃により兵士4人が死亡している。

今回の急襲は、停戦が成立してもイスラエルとハマスの対立が終結していない現実を改めて示した。ハマスの武装解除とイスラエル軍のガザからの撤退をめぐる対立も解消しておらず、軍事作戦の継続は和平プロセスをさらに難しくする可能性がある。

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