◎ガザ紛争におけるパレスチナ側の死者は11日午後の時点で4万2126人、負傷者は9万8117人となっている。
2024年10月11日/レバノン南部、イスラエル軍の空爆で全壊した建物(AP通信)

イスラエル軍が11日、パレスチナ・ガザ地区北部ジャバリアの難民キャンプを空爆し、少なくとも22人が死亡した。ガザ当局が明らかにした。

イスラエル軍はレバノン全土へのミサイル攻撃も継続中。南部の国連レバノン暫定軍(UNIFIL)の駐屯地も標的にした。

フランス、イタリア、スペインなどがUNIFILへの攻撃を非難。イスラエル政府に説明を求めている。

一方、国際医療支援団体「国境なき医師団(MSF)」は11日、イスラエル軍が1週間にわたってジャバリアを攻撃しているため、数千人が難民キャンプに閉じ込められ、身動きが取れなくなっていると警告した。

MSFは声明で、「ジャバリアの難民キャンプは空爆で廃墟と化している」と述べた。

ガザ紛争におけるパレスチナ側の死者は11日午後の時点で4万2126人、負傷者は9万8117人となっている。

レバノン軍は11日、イスラエル軍が同国南部ビントジュベイルにある軍事施設を攻撃し、兵士2人が死亡、3人が負傷したと発表した。

1年前にイスラエルとヒズボラの戦闘が始まって以来、レバノン軍の兵士少なくとも8人が死亡している。

レバノンのミカティ暫定政権は11日、イスラエルを非難したうえで、国際社会に対し、この侵略を終わらせるよう呼びかけた。

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