◎38歳の男性が死亡、3人が病院に搬送され、手当てを受けている。
製油所火災(Getty Images)

イラン南部の港湾都市バンダルアッバスにある石油精製工場で火災が発生し、少なくとも1人が死亡、3人が負傷した。国営イラン通信(IRNA)が7日に報じた。

それによると、火災は現地時間午前11時頃に発生。製油所の炉から出火したという。

IRNAは関係者の話しとして、「38歳の男性が死亡、3人が病院に搬送され、手当てを受けている」と伝えている。

出火原因は明らかになっていない。

IRNAによると、炎は概ね鎮火したものの、石油が大量に漏れ出したため、立ち入り調査を行える状態ではないという。

この製油所では昨年7月にも石油タンク2基が炎上し、消防士8人が負傷している。

バンダルアッバスの港はイランで最も重要な輸出入拠点のひとつである。

イラン政府は製油所でトラブルが相次いでいることについて、「米国の経済制裁と地球温暖化のせい」と主張している。

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