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イエメン内戦、フーシ派が訓練施設にミサイル攻撃、死者73人に、負傷者200人超

当局によると、弾道ミサイル3発が軍の訓練施設に着弾した。
イエメン、首都サヌア、親イラン武装組織フーシ派の戦闘員(ロイター通信)

イエメン南部シャブワで19日に発生した政府軍施設への攻撃について、地元当局は20日、これまでに73人の死亡を確認したと明らかにした。

これは親イラン武装組織フーシ派によるミサイル攻撃で、ロイター通信によると、少なくとも14人が行方不明、200人以上が負傷した。死者の多くは新兵で、政府当局が被害状況の確認を続けている。

当局によると、弾道ミサイル3発が軍の訓練施設に着弾した。施設では当時、治安部隊の訓練が行われていたという。

フーシ派の報道官は19日に攻撃を認め、サウジアラビア軍がこの施設を運営していたと主張した。サウジ当局はコメントしていない。

イエメンでは2014年にフーシ派が首都サヌアを掌握して以降、政府軍との内戦が続いてきた。2022年に成立した停戦は長期間にわたり大規模戦闘を抑えていたが、今年に入り情勢が悪化。フーシ派とサウジ連合軍の支援を受けるイエメン政府との間で攻撃の応酬が激しくなっている。

政府は今月、フーシ派が支配する地域を奪還するための軍事作戦を開始し、紅海とアデン湾を結ぶ要衝バブ・エル・マンデブ海峡周辺で支配地域を回復した。一方、フーシ派は親政府民兵の主要拠点の一つであるタイズを包囲しており、戦闘の拡大が懸念されている。

今回の攻撃はイランを含む中東全域で緊張が高まる中、発生した。フーシ派はサウジの空港や石油関連施設も攻撃対象としており、地域の安全保障やエネルギー輸送への影響が広がっている。

シャブワにはイエメン最大の液化天然ガス施設がある。長期化する内戦により、同国では深刻な人道危機が続いている。国連は先週、戦闘の激化が医療や食料供給をさらに悪化させると警告した。

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