◎死傷者は確認されておらず、自治体が調査を進めている。
2024年4月18日/トルコ、中部トカト県、地震で損壊した民家(AP通信)

トルコ中部で18日、マグニチュード5.6の地震が発生し、いくつかの建物に被害が出た。

災害緊急事態対策庁(AFAD)によると、死傷者は確認されておらず、自治体が調査を進めている。

震源は首都アンカラの東方約450キロに位置するトカト県。

AFADのトカト県事務所は声明で、「2階建ての建物が大きく損壊したという情報があり、消防と警察が巻き込まれた人がいないか確認している」と明らかにした。

それによると、同県近郊の集落でレンガや木造の家屋が数棟損壊したという。この地域では余震が続いており、当局が注意を呼び掛けている。

AP通信の取材に応じた男性は、「数秒間揺れが続き、レンガが崩れた」と語った。

トルコの直下には数多くの活断層があり、地震が頻繁している。

昨年2月にトルコ南部とシリアの一部を襲ったM7.8の大地震では5万9000人以上が死亡した。

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