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フーシ派がサウジの空港を攻撃、3人死亡、負傷者多数、イエメン内戦激化

首都リヤドのキング・ハーリド国際空港への攻撃で1人が死亡、8人が負傷したほか、南西部の空港への攻撃では2人が死亡、28人が負傷した。
イエメン、首都サヌア、フーシ派の戦闘員(ロイター通信)

サウジアラビアの空港が相次いで攻撃され、3人が死亡、36人が負傷した。サウジ当局が7日、明らかにした。それによると、首都リヤドのキング・ハーリド国際空港への攻撃で1人が死亡、8人が負傷したほか、南西部の空港への攻撃では2人が死亡、28人が負傷した。攻撃は6日から7日にかけて発生し、イエメンで戦闘が激化する中、親イラン武装組織フーシ派による攻撃とみられている。

フーシ派の報道官は7日、リヤドの空港を複数のドローンで攻撃したと表明した。サウジ率いる連合軍は同日、リヤド北方でフーシ派が発射した弾道ミサイルを迎撃し、発射場所を追跡していると発表していた。フーシ派はこれまでもサウジ国内の空港や石油施設、軍事施設を標的としており、今回の攻撃によって攻撃の応酬が激化する可能性がある。

一方、イエメン南部のアデン国際空港も7日、フーシ派による弾道ミサイルと爆発物を搭載したドローンの攻撃を受けた。サウジ連合軍が支援するイエメン政府によると、ミサイル1発が滑走路付近に着弾、カイロ発の旅客機が着陸する数分前だった。アデン空港はフーシ派が支配する地域以外では主要な国際玄関口となっている。

戦闘の焦点となっているのは、紅海とインド洋を結ぶ要衝バブ・エル・マンデブ海峡の周辺地域だ。イエメン政府軍は今週、フーシ派が9月以降に奪取した海峡周辺の地域を取り戻すため、大規模な反攻を開始した。サウジ連合軍は航空攻撃で政府軍を支援し、港湾都市モカ周辺でも戦闘が続いている。

バブ・エル・マンデブ海峡は世界のエネルギー輸送にとって重要な航路であり、フーシ派が同地域での支配を強めれば、船舶の航行や原油輸送への新たな脅威となる。

イエメンでは戦闘再燃による避難民も急増しており、国際移住機関(IOM)によると、9月初め以降、20万人以上が避難を余儀なくされた。国連世界食糧計画(WFP)は一部地域で75%の世帯が飢餓に直面していると警告している。

戦闘の拡大を受け、サウジはトルコやパキスタンとの防衛協力を強化している。トルコはサウジに防空など防御・技術面の支援を提供しており、シリア暫定政権も軍事支援を検討しているとされる。

イエメン情勢は国内紛争の枠を超え、湾岸諸国を巻き込む地域的な軍事衝突へ発展する可能性が高まっている。

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