◎爆発はカブール東部のシーア派教徒が多く暮らす地区で発生。警察は爆弾を設置したとみられる1人を拘束したとしている。
2022年9月23日/アフガニスタン、首都カブールのモスク近く、タリバンの戦闘員(Ebrahim Noroozi/AP通信)

アフガニスタンの首都カブールで9日、ミニバンに仕掛けられた爆弾が爆発し、市民少なくとも3人が死亡、4人が負傷した。

タリバン暫定政権によると、爆発はカブール東部のシーア派教徒が多く暮らす地区で発生。警察は爆弾を設置したとみられる1人を拘束したとしている。

それ以上の詳細は明らかにされていない。

犯行声明を出した組織は確認されていないが、東部地区ではイスラム国(ISIS)による自爆テロや襲撃事件が何度も起きている。

カブール西部の地区で週末に発生したミニバス爆破事件では少なくとも5人が死亡。ISISが犯行声明を出した。

シーア派の少数民族が多く暮らす地区はISIS系組織のひとつであるIS-K(イスラム国ホラサン)のテロ攻撃を何度も受けている。

IS-Kシーア派だけでなくタリバン暫定政権にも攻撃を仕掛けており、多くの市民が自爆テロや襲撃に巻き込まれて死亡した。

スポンサーリンク