◎スペインはこの3年、高温と極度の乾燥に悩まされている。
2023年6月17日/スペイン、南部マラガのフエンテ・デ・ピエドラ湖、フラミンゴの群れ(Getty Images/AFP通信)

スペイン南部マラガにあるフエンテ・デ・ピエドラ湖のフラミンゴが猛暑と干ばつの影響を受けているようだ。

国営テレビによると、この湖では毎年数千羽が卵を産み、ヒナを育ててきたという。

フエンテ・デ・ピエドラ湖は1984年に自然保護区に指定された。

しかし、17日にこの湖にいたフラミンゴの数は数十羽まで減少したという。

スペイン国立気象局(AEMET)によると、マラガを含むアンダルシア州の今年1~5月中旬までの雨量は平年より30%程度少なかった。

スペインはこの3年、高温と極度の乾燥に悩まされている。

AEMETは今年の熱波について、1961年に記録した猛暑を上回る可能性があると警告している。

アンダルシア州政府によると、フエンテ・デ・ピエドラ湖でこれまでに羽化したフラミンゴの数は20万羽以上と推定されている。

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