SHARE:

トルコ・イスタンブールで大雨、道路冠水で交通網が混乱

AP通信によると、豪雨によって道路や地下道に水が流れ込み、複数の地区で住宅や店舗が浸水した。
2026年10月14日/トルコ、イスタンブール、大雨により冠水した道路(AP通信)

トルコの最大都市イスタンブールで14日、大雨による洪水が発生し、住宅や商業施設、道路などが冠水した。市当局は住民に不要不急の外出を控えるよう呼びかけ、休校や一部公務員の休暇措置を決めた。

AP通信によると、豪雨によって道路や地下道に水が流れ込み、複数の地区で住宅や店舗が浸水した。洪水に流された女性を通行人が救助する様子が報じられたほか、消防隊は浸水した地下室に閉じ込められた人を救出した。別の地区では、駐車中の車が流される被害も確認された。一方、当局によると、14日午後の時点で死者の情報はない。

イスタンブール当局は15日に公立・私立の教育機関で対面授業を1日休止すると発表した。また、障害のある職員や妊娠中の職員、8歳未満の子どもを持つ女性職員などについても、行政上の休暇措置を講じた。さらに、14日の午後9時から、オートバイなど二輪車の通行を別途指示があるまで禁じた。地下階の住居に暮らす市民には、安全な場所へ避難するよう勧告した。

市当局は市民に対し、外出を控え、冠水しやすい地下道や河川周辺などの危険区域に近づかないよう求めている。道路の冠水は車両の通行を妨げ、通勤や物流にも影響を及ぼした。自治体の災害対応部門が排水や道路の安全確保などの対応を進めている。

イスタンブールは地形や都市化の進展により、地方に比べると雨に弱い。今回の豪雨でも、住民の安全確保と都市機能の早期回復が課題となっている。

この記事が気に入ったら
フォローしよう
最新情報をお届けします
あなたへのおすすめ