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ギリシャとベルギーで山火事延焼中、2人死亡、数百人避難

欧州ではフランスやスペイン、ドイツなどでも山火事が続いている。
2026年8月16日/ギリシャ、首都アテネ西部のサラミス島、消防ヘリ(AP通信)

欧州各地で猛暑と乾燥を背景とした山火事が相次いでいる。ベルギー東部では大規模な森林火災が自然保護区を焼き、ギリシャでは首都アテネ近郊の島で火災が発生して2人が死亡した。消防は消火活動と住民の避難対応に追われている。

ベルギーでは16日、ドイツ国境に近いリエージュの自然保護区で火災が拡大した。焼失面積は30平方キロメートルに達し、同国で過去最大規模の山火事となった。風向きの変化で炎が急拡大し、2つの自治体の約600人に避難指示が出た。観光客にも避難が呼びかけられ、避難者を受け入れるため近隣の体育館が開放された。

消火活動にはベルギーやドイツの消防隊に加え、軍やボランティア、農家なども参加している。オランダからは消火ヘリコプターも派遣され、欧州連合(EU)も航空機などを提供している。現場は森林や泥炭地が広がる険しい地形で、乾燥した状態が続いていることから、消火活動は難航している。火災はドイツ国境に近づいており、ドイツ側でも煙への警戒から一部地域に避難勧告が出た。

一方、ギリシャでは16日、アテネ西方のサラミス島で山火事が発生した。強風によって急速に広がり、高齢の夫婦2人が死亡した。約500人が消防や沿岸警備隊の船で避難し、複数の負傷者も出た。約200人の消防隊員に加え、航空機やヘリコプター、ボランティアらが消火にあたっている。

欧州ではフランスやスペイン、ドイツなどでも山火事が続いている。記録的な高温と干ばつによって植生が乾燥し、火災が拡大しやすい状況となっている。各国は住民避難と消火活動を急ぐとともに、長期化する異常気象への対応を迫られている。

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