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米国中西部の広い範囲で暴風雨、2人死亡、停電相次ぐ、竜巻も

気象台は中西部やオハイオ・バレーなどで今後も激しい雨が続く可能性があると警告し、市民に不要不急の外出を控えるよう呼びかけている。
2026年8月11日/米オハイオ州クルックスビル、大雨により冠水した地区(AP通信)

米国中西部で8月11日から12日にかけて暴風雨が発生し、竜巻や猛烈な雨、鉄砲水による被害が相次いだ。イリノイ州からインディアナ州、オハイオ州、ケンタッキー州、ウェストバージニア州などで住宅や道路、電力設備が損壊し、数十万世帯が停電した。

インディアナ州では4歳の男児が倒木の下敷きになり死亡した。オハイオ州ローズビルでも洪水で道路が冠水し、救急隊が健康上の緊急事態にある住民のもとに到達できず、1人が死亡した。インディアナ州ポーテージでは住宅が爆発し1人が死亡、当局が悪天候との関連を調べている。

オハイオ州とペンシルベニア州西部では住宅の浸水被害が相次いだ。オハイオ州クロークスビルでは住宅に膝の高さまで水が流れ込み、夫婦と4人の子どもが消防隊のボートで救出された。同州アセンズ郡では洪水に関する911通報が300件に達した。

暴風による被害も深刻で、イリノイ州シカゴからペンシルベニア州まで広い範囲で倒木や送電線の切断、住宅の屋根の損壊などが確認された。シカゴ南部では3つの竜巻が確認され、インディアナ州ゲーリーでは45メートルの暴風を観測した。

停電も相次ぎ、12日午後にはイリノイ、インディアナ、オハイオ、ケンタッキー、ウェストバージニアの5州で65万戸以上が停電した。オハイオ州を中心に電力会社が復旧作業を急いでいるものの、100本以上の電柱が倒壊し、全面復旧には時間を要する見通しだ。オハイオ州コロンバスでは非常事態が宣言された。

さらにオハイオ州では落雷によって刑務所の収容者16人が負傷、4人が入院した。オハイオ州デイトンでは24時間雨量が50ミリを超え、1915年の記録を更新した。気象台は中西部やオハイオ・バレーなどで今後も激しい雨が続く可能性があると警告し、市民に不要不急の外出を控えるよう呼びかけている。

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