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米国2026年7月平均気温、過去最高を更新、90年ぶり

高温は本土の広い範囲で発生し、特にロッキー山脈周辺を含む山岳部、西部や南西部、北部平原、南東部で平年を大きく上回った。
2026年7月27日/米テキサス州ダラスの公園(AP通信)

海洋大気庁(NOAA)は10日、米国のアラスカ州とハワイ州を除く本土48州で、2026年7月の平均気温が観測史上最も高い水準になったと発表した。7月の平均気温は24.94度に達し、1936年7月に記録した最高値を0.125度上回った。1930年代の「ダストボウル」と呼ばれる深刻な干ばつと高温が続いた時期の記録を約90年ぶりに更新したことになる。

高温は本土の広い範囲で発生し、特にロッキー山脈周辺を含む山岳部、西部や南西部、北部平原、南東部で平年を大きく上回った。一方、アラスカでは異例の低温となった。

今回の記録更新で特に注目されるのが夜間の気温だ。NOAAによると、7月の夜間の最低気温は過去最高を0.7度上回り、昼間の暑さ以上に大幅な記録更新となった。夜間の気温が十分に下がらないと、人間の体や農作物が日中の暑さから回復する時間が短くなるため、熱中症など健康への影響や農業への負担が増す。

専門家によると、夜間の高温化は人為的な気候変動の典型的な特徴の一つだ。地球温暖化が進むことで、大気がより多くの熱を保持し、特に夜間の気温が下がりにくくなる傾向がある。今回の記録は極端な暑さが一時的な現象にとどまらず、長期的な温暖化の影響と重なっていることを示す事例となった。

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