EPA/ワクチン接種の様子

ホワイトハウスのオペレーション・ワープ・スピードのチーフアドバイザー、モンセフ・スラウイ博士によると、12月11日にはコロナウイルスワクチンの接種を開始できるという。

スラウイ博士はCNNニュースの取材に対し、ファイザー社のワクチンは承認されてから「24時間以内に予防接種サイトへ出荷する計画である」と語った。

世界の注目を集めるファイザー社とバイオエヌテック社のワクチンは、20日に食品安全医薬局(FDA)に緊急使用許可申請を提出した。

同社の試験データによると、ワクチンは95%の確立で接種患者を保護し、65歳以上の場合も94%を保護することを示したという。

ファイザー社は2020年に最大5,000万回分、2021年に最大13億回分の投与を目指している。なお、患者は2回予防接種を受ける必要がある。

FDAのワクチン諮問委員会は、許可するかどうかを議論する会合を12月10日に開催する予定。

スラウイ博士CNNニュースの取材に対し、「おそらく承認後1日から2日、12月11日または12日にワクチンは全国展開される可能性がある」と述べた。

スタウイ博士によると、ワクチンは各州の人口に基づいて配布されるという。なお、予防接種の優先順位を決めるのは州の責任者であり、医療従事者、リスクの高い高齢者などが優先されるものと思われる。

22日、オンライン会合を行ったG20の指導者たちは、「コロナウイルスワクチンを世界に公平に配布するための努力を惜しまない」と述べた。

米モデルナ社がワクチン臨床試験(フェーズ3)の初期データを公開
カリフォルニア州、夜間外出禁止令を発効

モデルナファイザー
保護率94.5%90%
95%
試験数95人43,538人
保存ー20℃ー75℃
保存期間6カ月5日

スポンサーリンク