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▽4月の雇用者数はほぼ横ばい、純増数は7400人であった。3月の純増数は3万2600人であった。
カナダ、首都オタワの通り(Getty Images)

カナダの4月の失業率が6.9%に上昇し、24年11月以来の高水準となった。

統計局はトランプ関税が輸出企業に影響を与え、多くの雇用が失われたと指摘。失業者数は160万人に迫りつつある。

全体として、4月の雇用者数はほぼ横ばい、純増数は7400人であった。3月の純増数は3万2600人であった。

ロイター通信のアナリストは4月の純増数を2500人、失業率を6.8%と予想していた。

トランプ関税の結果、カナダの失業率はコロナ禍を除けば8年ぶりの高水準となった24年11月以来の高水準となった。

トランプ(Donald Trump)大統領はカナダとメキシコに対する25%の関税について、米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)対象の製品に関しては発効を延期。自動車と部品、鉄鋼、アルミニウムに対する25%関税(全世界対象)は発動している。

カナダ銀行(中央銀行)は輸出の減少、物価の上昇、雇用の減少、レイオフの加速により、今後数カ月で経済が大きな打撃を受けると警告している。

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