▽キムは600ミリ多連装ロケットシステムと戦術弾道ミサイルの発射実験を指揮したという。
が公開した写真、ミサイル発射実験の様子(KCNA/AP通信).jpg)
北朝鮮の金正恩(Kim Jong Un)党総書記が8日、短距離弾道ミサイルと長距離砲の発射実験を指揮し、核戦力の戦闘態勢の重要性を強調した。国営朝鮮中央通信(KCNA)が9日に報じた。
それによると、キムは「核システム」の運用信頼性を検査する実験を監督。この地域の軍事情勢に対抗するための迅速な「対応態勢」を再確認したという。
韓国は8日、北が日本海に向けて複数の弾道ミサイルを発射したと明らかにしていた。
KCNAによると、キムは600ミリ多連装ロケットシステムと戦術弾道ミサイルの発射実験を指揮したという。
KCNAのキムの発言を引用し、「戦争を抑止し、敵国と戦うためには、核戦力態勢を確立することが非常に重要である」と報じた。
またキムは「長距離精密打撃能力と兵器システムの効率性を着実に向上させる努力を続けるべきだ」と述べたとされる。
韓国軍は8日のミサイル発射について、「短距離ミサイルの性能をテストし、輸出用にアップグレードするためとみられる」という見方を示していた。