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▽トランプ氏は不法移民とフェンタニルによる「脅威」を理由に、国際緊急経済権限法(IEEPA)に基づく国家非常事態を宣言。メキシコ国境に軍を展開し、軍用機で不法移民を送還するなど、様々な移民対策を導入している。
2025年4月22日/メキシコ、首都メキシコシティ近郊の空軍基地、シェインバウム大統領(ロイター通信)

メキシコシェインバウム(Claudia Sheinbaum)大統領は8日、米国から強制送還されたメキシコ人の数がこの数週間増加傾向にあると明らかにした。

シェインバウム氏は定例会見で、トランプ(Donald Trump)米大統領が就任して以来、米国は3万7471人のメキシコ人と5511人の他国籍の移民を強制送還したと語った。

それによると、送還者数はこの2週間で急増。米国は南部タパチュラや首都メキシコシティ近郊の空港などに送還便を送っているという。

トランプ氏は不法移民とフェンタニルによる「脅威」を理由に、国際緊急経済権限法(IEEPA)に基づく国家非常事態を宣言。メキシコ国境に軍を展開し、軍用機で不法移民を送還するなど、様々な移民対策を導入している。

米軍はメキシコ国境沿いに2つの軍事区域を設け、移民の取り締まりを強化してきた。

現在、約1万1900人の米兵がメキシコ国境の監視任務に参加している。

メキシコ国境で25年3月に検挙された移民の数は7500人を下回り、過去最低を更新した。過去4年間の月平均は約15万5000人である。

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