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▽大雨は2週間ほど前から始まり、今週いっぱい続くと予想されている。
2025年5月2日/米領プエルトリコ、首都サンフアン郊外、大雨により冠水した道路(AP通信)

米領プエルトリコの広い範囲で大雨が続いている。

ゴンザレス(Jenniffer González)知事は5日、非常事態宣言のエリアを10市町に拡大すると発表した。

大雨は2週間ほど前から始まり、今週いっぱい続くと予想されている。首都サンフアンの一部地域でも道路が冠水。山間部では土砂崩れが発生し、何十もの道路が寸断された。

地元当局はこれまでに2人の死亡を確認したと報告している。

知事室は5日の声明で、3市に非常事態を宣言。住民に不要不急の外出を控え、避難命令が出た場合に備え、着替えや食料などを準備するよう呼びかけた。

被害の全容は明らかになっておらず、各自治体と政府が調査している。

サンフアン近郊では先月末、冠水したアンダーパスに車が突っ込み、男性が溺死した。

北部では3日、倒木が走行中の車を直撃し、44歳男性が死亡、43歳女性が負傷し、病院に搬送された。

北部の高速道路では車道に土砂が流入し、一部区間が通行止めになっている。

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