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▽トランプ政権による90日間の猶予期間が7月初めに失効し、多くの国が相互関税を課されることになる。
米国とブラジルの国旗(Getty Images)

ブラジルのハダド(Fernando Haddad)財務相は4日、トランプ米政権による相互関税撤廃に向け協議を続けていると明らかにした。

ハダド氏は訪問先の米ロサンゼルスで記者団に対し、「この問題について、ベッセント(Scott Bessent)財務長官と話しをした」と語った。

それによると、実務者レベルで関税撤廃に向けた交渉を続けているという。

ハダド氏はデータセンターへの投資について話し合うためにロサンゼルスを訪れていた。

ハダド氏は5月6日にシリコンバレーのIT企業幹部らと会談し、ブラジルの豊富な再生可能エネルギーを活用して持続可能なインフラハブを整備するよう促す予定だ。

ハダド氏は記者団に対し、「ベッセント長官との会談は非常に実りあるもので、大きな成果を期待している」と述べたが、それ以上の詳細は明らかにしなかった。

トランプ政権による90日間の猶予期間が7月初めに失効し、多くの国が相互関税を課されることになる。

米国は2008年以来、対ブラジル貿易で黒字となっている。二国間の貿易額は昨年、800億ドルを超えた。

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