▽13人はこの金鉱山の警備スタッフで、4月26日に誘拐された。
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南米ペルー北西部の金鉱山で1週間前に誘拐された13人の警備員の遺体が見つかった。内務省が4日、明らかにした。
この鉱山を運営する民間企業ラ・ポデローサは声明で、「捜索隊が4日、弊社が運営する鉱山で1週間前に誘拐された弊社の警備員13人の遺体を発見・収容した」と述べた。
また同社は地元の犯罪グループとつながりのある非正規の鉱夫が誘拐に関与したと主張した。
内務省は容疑者を追跡するため、警察庁の特殊部隊が捜査を主導していると述べた。
亡くなった13人の死因と身元は明らかになっていない。
13人はこの金鉱山の警備スタッフで、4月26日に誘拐された。
ラ・ポデローサによると、この金鉱山の権利を主張する犯罪グループは1980年以来、今回の13人を含めて、同社の従業員39人殺害したという。
23年12月にはこの鉱山に爆弾が投げ込まれ、9人が死亡、15人が負傷する事件が発生した。ラ・ポデローサは一連の襲撃事件を受けて警備を強化していた。
ペルーは世界屈指の銅・金生産国で、ここ数年の価格高騰で大きな利益を得ている。銅の価格は昨年、史上最高値を更新。現在も需要の拡大が続く一方、供給量は不足している。