▽この爆発で数軒の建物や車が被害を受けた。
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ギリシャ北部テッサロニキで3日未明、女性が持っていた爆弾が手の中で爆発した。
警察によると、女性は38歳、テッサロニキ中心部の路地で爆発に巻き込まれ、即死した。
爆発は午前5時頃に確認された。
AP通信は警察筋の話しとして、「女性は銀行建屋に爆弾を仕掛けようとしていた可能性がある」と伝えている。
この爆発で数軒の建物や車が被害を受けた。
警察によると、この女性は強盗に加担したとして有罪判決を受けたことがあるという。
ギリシャでは1980年代から数十年にわたり、極左過激派が活動してきた。また、その他の犯罪組織やギャングも小規模な爆弾テロや標的型殺人を行ってきた。
首都アテネでは昨年10月、団地の一室でIED(即席爆発装置)が爆発し、男性1人が死亡、女性1人が重傷を負った。捜査当局はその後、犯罪組織の拠点を家宅捜索し、大量の爆発物と銃器を押収、5人を逮捕した。