スポンサーリンク
▽革命広場に集まった人々はディアスカネル大統領とカストロ前第1書記に歓声を送り、メーデーを祝った。
2025年5月1日/キューバ、首都ハバナ、メーデー集会に出席したディアスカネル大統領(ロイター通信)

キューバの首都ハバナで国際労働者の日(5月1日)を祝う集会が開かれ、数十万人が参加した。

革命広場に集まった人々はディアスカネル(Miguel Diaz-Canel)大統領とカストロ(Raul Castro)前第1書記に歓声を送り、メーデーを祝った。

カストロ氏は軍服に身を包み、兄の故フィデル・カストロ(Fidel Castro)が始めた行進を取り仕切った。

ディアスカネル氏は今週初めの声明で、米国の圧力が強まる中、結束を示すため、厳しい経済情勢にもかかわらず、市民にメーデー集会に参加するよう呼びかけていた。

第一次トランプ政権は数十年来の貿易禁止に加えて、共産主義が支配するこの国に厳しい制裁を科した。

専門家によると、この制裁が経済危機の主な原因であり、過去5年間でGDPが15%以上縮小したという。

ディアスカネル氏は1日の演説で、「帝国主義がキューバに対する政策を強化している今、メーデーは特に重要なイベントのひとつだ」と語った。

ルビオ(Marco Rubio)米国務長官は両親の祖国であるキューバと厳しく接することを約束している。同氏は最近、新たな対キューバ制裁を準備していると明らかにした。

トランプ(Donald Trump)大統領は就任初日、バイデン前政権が政権交代直前に決定したキューバに対する「テロ支援国家」指定解除を取り消した。

アフィリエイト広告
スポンサーリンク