▽事故は28日の午後3時過ぎに発生。4歳から18歳の4人が死亡、6人が重軽傷を負った。
米イリノイ州チャタムの放課後キャンプに車が突っ込み、4人が死亡した事故について、捜査当局は29日、現時点で運転手が故意に子供たちをはねた証拠はみられないと明らかにした。
事故は28日の午後3時過ぎに発生。4歳から18歳の4人が死亡、6人が重軽傷を負った。
車はキャンプ地の建物の東側に突っ込み、西側に突き抜けた。
チャタム警察によると、亡くなった4人のうち3人は建物前で、4人目は建物内ではねられたという。
ABCニュースは検視官の話しとして、「4人の死因は多発外傷と外傷出血性ショックであった」と伝えている。
イリノイ州警察は29日の声明で、「負傷した6人の子供のうち1人が意識不明の重体である」と明らかにした。
放課後キャンプの運営者によると、車は畑を突っ切り、建物の東側に突っ込み、西側に突き抜けた後、砂利道を横切り、電柱と野球場のフェンスに激突・停車したという。
運転していたのはチャタム在住の44歳女性。ケガはなかったものの、診断のため病院に搬送された。同乗者はいなかった。
州警察は事故原因を調査中とし、現時点で運転手が故意に子供たちをはねた証拠や兆候はみられないとしている。
放課後キャンプは子供自らがアクティビィティを選択し、学び、創造する過程を大切にした環境教育の場である。
