▽爆発の原因は明らかになっておらず、亡くなった18人がどこにいたかも分かっていない。
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イラン南部ホルモズガーン州の港湾施設で発生した爆発・火災について、国営イラン通信(IRNA)は26日、これまでに18人の死亡が確認され、700人以上が負傷したと報じた。
爆発はホルモズガーン州のコンテナエリアで発生した。
大統領府の報道官は声明で、「コンテナ内の化学物質が爆発し、周囲のコンテナに燃え広がったと報告を受けている」と述べた。
また報道官は「規制当局が以前、この港を検査した際、一部のコンテナに問題があることを指摘していた」と明らかにした。
爆発の原因は明らかになっておらず、亡くなった18人がどこにいたかも分かっていない。
ペゼシュキアン(Masoud Pezeshkian)大統領は別の声明で、当局に爆発の原因を速やかに特定するよう命じ、内相を現地に派遣したとしている。
IRNAによると、爆発の衝撃は凄まじく、数キロ先の民家で窓ガラスが割れるなどの被害が確認された。港の南方約26キロにある島でも爆発音が聞こえたという。
この爆発にイスラエルが関与したという情報はなく、IRNAもイスラエルに言及していない。
イランは昨年2月のガスパイプライン爆発にイスラエルが関与したと主張。2020年には核施設がイスラエルのサイバー攻撃を受けたと述べていた。