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▽この事件は24年5月9日に発生。イケアの直営店に放火したとして、当時未成年の男が逮捕・起訴された。
リトアニア、首都ビリニュス、家具大手イケア(Ikea)の販売店(Getty Images)

リトアニアの検察当局は17日、首都ビリニュスにある家具大手イケア店舗で昨年発生した放火事件について、ロシアの情報機関が関与していたと明らかにした。

この事件は24年5月9日に発生。イケアの直営店に放火したとして、当時未成年の男が逮捕・起訴された。

検察庁によると、容疑者はロシア当局の指示を受けていたという。

検事総長は声明で、「容疑者ともう1人は隣国ポーランドの首都ワルシャワでロシア当局者と会い、1万ユーロの報酬を得るためにリトアニアとラトビアのショッピングセンターに火を放つことを約束した」と述べた。

それによると、報酬にはドイツの高級車BMWも含まれていたという。

検事総長は声明の中で、これらのテロ行為は両国の社会に深刻な不安を与え、リトアニア、EU、その他国家にウクライナへの支援の縮小や終了を不法に迫るとともに、国家の最も重要な政治的、経済的、社会的構造を不安定化させることを目的としていたと指摘した。

リトアニア、ラトビア、エストニアのバルト3国はロシアの侵攻を受けるウクライナを最も声高に支持するNATO加盟国であり、ウクライナに多くの軍事・経済支援を提供している。

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