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▽コロンビアは10年以上前から、古びたイスラエル製戦闘機の交換を検討しており、米F16、スウェーデン製グリペン、フランス製ラファールが候補になっている。
ドイツのNATO基地(Getty Images)

コロンビアのサンチェス(Pedro Sanchez)国防相は17日、数カ月以内にNATO加盟国の1つから戦闘機を購入すると明らかにした。

サンチェス氏はロイター通信の取材に対し、「数カ月以内にどのNATO加盟国から戦闘機を購入するか決め、国内の和平交渉を有利に進めるために軍事力を強化する」と語った。

コロンビアは10年以上前から、古びたイスラエル製戦闘機の交換を検討しており、米F16、スウェーデン製グリペン、フランス製ラファールが候補になっている。

サンチェス氏は国内で活動する左翼ゲリラに言及。「これは主権の問題だ。コロンビアを無防備にしておくわけにはいかない」と述べた。

サンチェス氏は戦闘機を購入するために費やす予算や購入機数には言及しなかった。政府は2023年、約16機の戦闘機を購入するために36億5000万ドルの予算を計上できると述べていた。

コロンビア最大の左翼ゲリラ「民族解放軍(ELN)」のような武装勢力、動員解除されたコロンビア革命軍(FARC)の戦闘員、麻薬組織クラン・デル・ゴルフォペトロ(Gustavo Petro)大統領との交渉を含む和平努力の中で軍事的に強化され、領土を拡大している。

コロンビア内戦の犠牲者は45万人以上と推定されており、その大半が1985年~2018年の戦闘で死亡したとされる。

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