スポンサーリンク
▽ベルギー警察はブリュッセル、フランダース、ワロン、ポルトガルで21件の捜索令状を執行したと報告している。
中国の通信機器大手ファーウェイ(華為技術、Huawei)のロゴ(Getty Images)

ベルギー・ブリュッセルの欧州議会は14日、中国の通信機器大手ファーウェイ(華為技術、Huawei)に関連する汚職捜査で逮捕者が出たことを受け、ファーウェイ関係者の議会への出入りを禁じると発表した。

ベルギーの検察当局は前日、ファーウェイ関連の汚職捜査の一環として、複数の個人を逮捕したと明らかにしていた。

ベルギー警察はブリュッセル、フランダース、ワロン、ポルトガルで21件の捜索令状を執行したと報告している。

欧州議会は声明で、「議会へのファーウェイ・ロビイストの出入りを禁じる決定は、安全保障に関する規則に沿った予防措置として取られた」と述べた。この決定は直ちに有効となる。

検察は逮捕した個人の身元を明らかにしていない。

約100人の連邦警察官がブリュッセルやフランダースなどで家宅捜索を実施。AP通信によると、この事件を担当する判事は疑惑に関与したとされる2人の欧州議会補佐官に割り当てられた事務所を封鎖するよう命じたという。

ファーウェイは13日、疑惑を真摯に受け止め、捜査当局と連絡を取っていると声明を出した。

地元メディアによると、ファーウェイのために働くロビイストは欧州における同社の商業政策を推進するために、現職または元欧州議会議員に賄賂を贈った疑いが持たれている。

検察は一連の汚職について、2021年から始まったと考えている。

米国と一部の欧州諸国はファーウェイなど中国の通信機器メーカーの認証を禁じている。

アフィリエイト広告
スポンサーリンク